これまで と これから

母、娘、仕事、オンナ(趣味の時間)~1日4役の日々

1歳半健診に行ってきました。

先日、1歳半健診に行ってきました。その日の健診の子どもたちは、娘と誕生日が前後1週間違いの子たちでした。


この日初めて、地域の保健センターに行きました。母子手帳の交付など市の窓口があって、その奥で健診が行われていましたが、入口を入るなり、子どもたちのギャン泣きがすごい!
娘は今ではほとんどギャン泣きする事がないので、ちょっとそのボリュームにびっくり(゚o゚;


当日の流れは、こんな感じでした。

受付(母子手帳と問診票を提出)

予診(保健師さんと問診票を元にお話、積み木・絵のテスト)

歯科検診

身体測定

内科検診

結果説明

予診以降は、混み具合によってどこから先にするか変わると思います。


受付を済ませると、「奥の椅子にかけてお待ちください。名前を呼びます。」と言われ奥に進むと、壁際に保健師さんたちが7、8人座っていました。
部屋の真ん中に椅子が並べてあって、もっとおもちゃとかが置いてあるかと思いきやほとんどなく、大人しく待っていられる年齢でもないので、ほとんどの子がウロウロと歩き回っていました。
娘も、椅子によじ登ったり(保育園でアスレチック遊びをしているらしいので、よじ登ることを覚えた)、ウロウロ冒険に出かけたりしていました。

30分くらい待って、名前が呼ばれました。

担当の保健師さんは、ベテランそうだけどあまり愛想は良くなさそうな感じ…(せめて子どもにはニコッとして欲しかった。。)
案の定、あいさつして席に座った途端(娘は私の膝の上)、2cm角くらいの積み木3個を娘の前に「どうぞ」って差し出し無言…娘はわけが分からずこの時点でぽかーんとして固まる。。

だっていきなりどうぞって渡されても「はっ?」って思いません?
家では6個くらいは積めるのにこのままでは出来ないと思われると思って「積み木積んでみようか?」って私が声をかけると、「えっ?えっ?」みたいな顔して、積み木と保健師さんの顔を交互にチラ見…そして、超スローモーションでどうにか3個積めました。いつも出来る事はちゃちゃっとしてしまう娘なので、ある意味珍しい姿を見れました(笑)


ほっとしたのも束の間、積み木は回収され、今度は絵の指差し。B4くらいのボードに絵が6つ。「電車、バナナ、靴、犬、白ご飯、車」があって、どれも絵本に出てくるようなタッチのイラストでした。

ボードを見せて、「じゃあ、今度はこれねー。マンマはどれ?」と聞く保健師さん。ボードと保健師さんの顔を交互にチラ見する娘。


…数秒の沈黙。


はい。娘、今の状況にかなりパニック。言ってることは分かるけど、いかにも「テストしてます」みたいな空気…

超、超スローモーションでごはんを指差しましたが、かなり時間がかかっていたので出来たうちに入らなかったようで、「じゃあ、電車はどれ?」…

こちらは本当に数センチだけ手を動かして一番近くにあった「車」を指さす娘。
これ以降、何を聞かれても全て「車」を指差し。指差したというより、考えることを放棄したといった方がいいかもしれません。だって、車を指差した位置で体が固まってたし。私がわざと、差していた人差し指を曲げてもすぐにピョコって指が延びる。全然、体と脳が動いていません。
なので、私はこの状況じゃ出来なくてもしょうがないよね~くらいにしか思っていなかったのですが…


すごく車の好きな子と思われたのか(車にこだわる子?)「普段、車で移動することが多いですか?」と言われ、
私「いえ。うちは車ありません。」
保健師さん「えっ?」

娘が固まっていることにも気づかず、発達障害を疑う保健師の態度に、とてもモヤモヤした私は

「家で、指さしを練習するとニコニコしながら”わかーない(分からない)”っていうので、なんでもかんでも簡単に分からないっていう癖がつきそうなので、練習しませんでした。」

すると、今度は保健師さんが固まった。「何で練習してないの?」みたいな顔して。。

何でよ?そりゃ健診で指差しの確認があるというのは情報として知ってるけども、練習して来なさいなんて指示無かったでしょ?第一、その時点の発達を見るんだから練習して出来るようになりましたじゃ、意味あるのか?


結局、この保健師さんは積み木にしろ指差しにしろ、家で練習してきてるから何も説明もしなくてもやること分かってるでしょ?っていう姿勢で、こちらと接していたということですね。
問診票にあった生活リズムなどは「保育園に行ってるから大丈夫ですねー」で簡単に終わり、指差しは、健診の最後に追試することになって次の歯科検診に回されました。


歯科検診を待っている間、また椅子によじ登ってる娘に「いきなりでびっくりしたねー」「聞かれたものをピッピッって指差したら良かったんだよー」って言うと「ふーん」なんだそんなこと、みたいな顔してました。
保健師さんの前から離れたので、普段の娘に戻って私は一安心。だって出来なかったことがトラウマになったら嫌なので。


その後、歯科検診でよく見るために口をグイーっとされても、オムツ一枚になっても、頭にメジャーを巻かれても、全く愚図らず協力的だった娘。先生や看護婦さんたちに「かしこいね~」といわれ続けてました。


そして最後。追試の時間。

さっきと違う人でありますように!って思いながら待っていると、いかにも保健師さん、保育士さんって感じの方が担当になりました。やっぱり醸し出す雰囲気がさっきの人とは違う!親に対しても子どもに対しても、そっと寄り添ってくれるようなとても優しい雰囲気…

健診の結果や普段の子どもの様子についてお話しした後、再びあのボードが登場。出来るかな~


保健師さん「わんわん、どれ?わかるか…」

言い終わる前に、指差してました。。。保健師さんも苦笑い。
「じゃ、ブッブッーは?」
これも、すかさず差す。
「クックは?」
なぜか自分が履いていた靴を指差し。「この絵の中にはあるかな?」と言われ、少し考えて差せました。他の絵も間髪いれずに差せたので、
「お母さん。大丈夫!全然心配ないよ!」と言われ…
私は最初から心配してなかったけどと思いながら、お礼を言って帰ってきました。


とまぁ、やっぱり健診って疲れますね。そして保健師さんもいろいろな人がいますね…
気になっていたギャン泣きは、身体測定でオムツ一枚にされてとか、頭にメジャーを巻かれてとか各所で発生していました。本当に娘はそういうのケロッとしているので不思議です。とにかく周りを観察する子なので、怖い事じゃないって分かっているのかな。


PCから書き込むとついつい長くなってしまいまいた…